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立道聡子さん [音楽]

こんにちは、というタイミングでの更新はとても珍しい、サイドBです。

128回目。

音楽の話なんですね、したいことは。

稀に、自分の好みとは無関係に、「いい歌だなあ」と感じることがあります。
めったにはないですが。

先日、たまたま見ていた番組で、その人を知りました。

多分、数年前からメディアでも採り上げられていた様ですので、
応援している方も多いかと思います。

数冊本も出てましてね、少しだけ、立道さんの文章を拝読しました。
まあ、色々な話題一つ一つに胸が痛いことや、私達の生きるための情報については、
目が見え、耳が聴こえ、手がつかえという様なことが前提になっているのかあと、
改めて思ったりしました。

人に聴くのが恥かしい様なことを含めて、生きるうえでは、たくさんの情報と体験が
必要なのですが、それが遮断されている。
そんなことまでは、想像したことがありませんでしたのでね。

著書では淡々と経験を綴っているだけなのですが、
そういうことを教えてもらった印象がありました。

ハンディのあるなしという情報が頭にインプットされるので、
そういう目線で受け止めるかも知れないのですが、関係ないのですねえ。

最初の歌いだしを聞いた瞬間に、胸が熱くなりました。
理由は良くわかりません。理屈は要らない気もして。

立道さんの著作には、ものごころがついた頃から出産後までの気持ちや事実を
淡々と綴ってくれているのですが、印象深い表現がいくつも出てきます。

そのうちの一つが、「光も闇もない世界」という表現でした。
想像すらできませんし、分かったふりもできる世界ではないなと思いました。

でも、そんな立道さんが歌った曲に、私は色と光と温度を感じました。

不意に出会ったので、先入観もなかったので、良い出会いをしたと思いました。

音楽家としての立道聡子さんに注目していきたいと思っています。

映像のタイトルに全盲のと出てきますが、レコード会社の宣伝もあると思うので、
ということで。



ご家族のことをとりあげた番組もある様でしたで、そういう方向から、彼女の音楽に近づいてみたい方は、
探してみてください。


立道聡子さんは、石嶺聡子さんのファンだったそうなので、それも。少し。

私は、まともに、この方の歌を聴くのは、これが初めてですね。
「花」はかかっていたのを聞いていましたけど。

歌手ですねえ。








たからもの

たからもの

  • アーティスト: 立道聡子,立道聡子,金子直樹,加古直
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD




たからもの ~みえないけど、きえないもの~

たからもの ~みえないけど、きえないもの~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2009/07/22
  • メディア: CD



著書はリンクしておきます。


たからもの―全盲の夫婦と赤ちゃんの愛の物語

たからもの―全盲の夫婦と赤ちゃんの愛の物語

  • 作者: 立道 聡子
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本




愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~

愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~

  • 作者: 立道聡子
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



結構、大変な人生を送られてきているらしいのですが、こちらが勇気づけられる様な感じでした。


必ずしも、立道さんの様に、大勢の人の前には出てこないけど、
一歩一歩、懸命に暮している方がいるんだろう、という当たり前のことを、改めて、思いました。
もがいている人も。

皆、いっしょに、生きていこう。出来る限り。


サイドB

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