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エアードラムに色々思った [思い出]

裏面の201回目になりました。

最近は、Yahoo!の検索の方では2ページから3ページ目に検索位置が落ちました。
さすがに、更新頻度も影響しているのでしょうかね。

so-netの文字をつけて検索してください。(って、何人の人に語りかけているのか、私)

さて、世間では、政治、国防、疫病他、色々とありますが、

正裏面(また変な日本語を使って。。。すみません)では気楽なことを書くので、

世間の雰囲気を無視しますが、ご容赦を。

今日は音楽に絡んで思い出を。だらだら、書いてます。予めご了承を。

「私とエアードラム」という、お題で。だから何って言わないでください。結論はないです。



私はかつて、ドラムを叩いてました。

でも、生のドラムセットは、最初に広い家の友人と一緒にローンで買った、

パールの入門用ドラムのみ。

中学1年生だったかな。 

一生懸命、買えそうな値段のメーカーものを探して。

なぜか秋葉原の小さな楽器屋で。

シンバルはね、ヴィンテージ(嘘。廉価版)でしたねえ。

でも初めてのドラムだから、皆もりあがりました。

バスドラの前を、ハイハットとカッターで、半月に切って。

座布団を友人宅から借りて突っ込んで。

スタンドもきゃしゃだったけど、今なら、ちょっと面白い音で遊べるかも知れません。

スネアもね、深胴がほしかったけど、入門版だから5インチの浅いやつでした。

クラッシュもなかったなあ。ジャズ用の入門セットだったのかな。もしかして。

当時はまだ3インチ台のは、素人には目につかなかいし、

高めのピッチにチューニングするという発想もなくて、地味に叩いてました。

でも続かなかったなあ、止まっちゃう。8ビートが。

シンバル4つ打ちがかえって難しく感じたり。

買ったのに、かなり早い段階で、見てよろこぶだけになってましたね。

他に楽器がいなかったからねえ。親まで巻き込んで入手したのに。

失礼なことをしたなあと反省する部分も残っています。

さてさて、そのうちに、その友達とは仲良しのままでしたが、叩きに行かなくなって、

それっきりでした。

それっきりなので、自分専用の生のセットを持っていたことが、1度もないのです。
(恥)

そのあとは、シモンズ。。。でなくて、パールのエレドラセットを持っていたのが唯一で。

何故かチャイナシンバルだけ、高校の頃から持っていましたけどね、そんな具合。

東京に出てきて1年した春に、スネアを買いました。

渋谷のライブハウス(今はのっぽなビルになって、無くなってしまった)に

出ることが決まったので、慌てて。

まあ、明るめのタイトな音で、、、今でも好みだと思います。

ライブには向くかなあと。

あと、キックと、スプラッシュシンバルを買ったかな。

キックは結局備え付けのを使ってましたね。あまり繊細なプレイがなかったせいか。


で練習ということなんですが、これが大変。

練習スタジオにドラムとベースで入るなんてのが理想。

自分だけでもいい。

でも、学校と仕事で寝る暇もない時でもあったので、無理なんですね。

だから、難しいフレーズは、なんちゃってパッド(少年マンガをガムテープでグルグルと)で練習。

お金を練習用パッドにまわすという発想が出ない頃でした。米買うのがやっとの生活で。


コンビネーションはというと、これが「エアードラム」なのです。

叩いているふり、キックを入れているふり。全部、フリなんであります。


実はそれをやり始めたのが、中学1~2年位。

この映像を毎朝観て学校に行っているうちに、自然になんでありました。

最初は指をスティックに見立て、机を叩いて音を出してました。



 
朝食を食べながら、ライディーンとか東風などを観て、
 
終わったら、ソリッドステート~で、机と床でドラム練習して登校するわけです。

親がいないときは、ハシを使って。反則ですね、行儀として。

それに実に、当然に、迷惑行為でして。

団地だったのですが、階下の方からクレームがつきまして。当然ですな。

家でできなくなって。

以来、学校です。

中学、高校と。

休み時間は、私、一人ずーっと、まあ、もう音がでるから、

エアーじゃなく指ドラムという感じなのですが。机と床叩いてました。

これも最悪で。。。

クラスメートからは変わり者とか、うるさいとか思われていただろうけども、

先生から叱られました。

中学の時は教頭先生にこっぴどく。

高校の時は階下が選択授業の教室だったのですが、そこの先生から。

一時はやめるのですね。深く謝って。


ただ、リズムには誘惑がありまして。

これを断つのは、煙草をやめるより辛いことです。

そこで、家でも、学校でも。

指をならさず、床をならさず、フリをする様になりました。

パントマイムとは言わないけど、完全にやっているフリですね。

高校位までは、そんな感じで練習して、スタジオでバンド全体で合わせてました。


東京にきてからは、オリジナル曲をやる様になり、要求される音楽のバックボーンも

自分の得意な世界から大きく変わりました。

難しかったり、強弱のニュアンスとかも要求されました。当然ですが。

(東京で参加したバンドは、ホコ天のバンドライブが始まった頃から活動して、
 最盛期の頃に自然消滅した感じです。

 でも、何故か、ホコ天に出ようという話にはならなかったです。
 たまに観に行った記憶もあるのですがね。

  ライブハウスにでられる人脈のあるメンバーがいたので、
  そういう気にならなかったのでしょうね。
 
 みんなで踊ったり、はねたり、歌ったりする様な、ホコ天受けする曲はなかったしなあ。)
   
楽曲のレベルがあがったので、

エアードラムだけでは、どうにも追いつかないけど、続けていました。

費用やスケジュールの都合(メンバーの学校、予備校、仕事等々)もあり、

いつも夜中に長くスタジオに入っていたので、練習時間が長くとれたから助かった面もあります。

合わせながら練習も兼ねてしまう様に対応してました。

メンバー間でのいい意味の緊張関係があったので、気も抜けなかったのも良かった。

眠いですねけどね、一晩中スタジオで練習だから。

ヨシノハウス(吉野家)や、大戸屋という定食屋さんの有難さが身に染みたのも

20数年前のその頃のことです。

そういえば、

高原合宿してスタジオで録音をした時に、テンポが苦手な曲があって苦労したこともありました。

エアー・ドラムもひと工夫しないと、だめとうことですね。クリックに合わせる練習も必要ということを、

痛感した体験です。当然のことですが。

各拍の頭をずっと打ち続ける、一見簡単そうな曲だったのですが、

テンポをジャストのまま維持するのが、これが結構むずかしかったですね。

基礎練習不足だったとは思いますがね。


タンタンタンタンとスネアが入って、キックが3拍4拍の裏に入る、

モータウン風の楽曲で良く耳にするパターン。

5分の曲を2時間位叩いていた様な。

最後の4小節で狂ったり。微妙に。クリックと合わなくなって。

いわゆる8ビートの曲は一発OKもあったし、だいたい2回~3回で録れたのですが。
(それでも多いか)

そんなことで、もともと練習が足りないのですが、怖い思いをしたので、

すごーくその後集中できたのを覚えています。

嫌な汗が出ましたしね。

ドラム録音した後は、他の楽器を録音するエンジニアをやる役目だったのですが、

ひきずりながら、やってたのを今でもよく覚えています。

まあ、でも楽しい思い出です。音楽漬けですからね。


さてさて。エアードラム系に話を戻して。


エアードラムって、やりすぎは良くないという話もあるとか。

そうだったのか。



でも、分かる気がします。

違いますからね、感触が。

それに、流れ、テンポ、バンド全体をひっぱるビートの押し出し方とかは、

体の動きとイメージのトレーニングだけでは、難しい。

グルーブなんて言い方もされることが多いですけど、そういうノリを出すことも、

バンドらしさの部分もありますからね。息が合うという部分です。

後は、私は得意でなかったですが、見栄えというのも。

ドラマーの役目は、実はフレーズをきちんと叩くことだけでなく、

色々あるということで。


でも、結局、離れてしまったけど、ドラマーだった私を支えたのは

エアードラム。完全否定できないなあ。


そういえば、ドラムはもう15年位は叩いていないです。

最後に人前で弾いた楽器はエレキギターでした。
(なんでかね)

今は、8ビートもセットではきちんとビートを刻めないだろうなと思います。

キックも、もたるだろうなあと。

でも、もうプロになることを夢見ているわけでもないので。

気楽で良いのですが。

先日、とある方にそんな話を軽くしたら、

「今からでも、遅くないよ。音楽を楽しむのは。やればいい。」

というお話を頂いて。

「あーそうかもなあ。今だから、楽しめるかも知れないなあ」とも思ったりしています。

高橋幸宏さんを見て、「音楽をやりたい。ドラマーになりたい」と思って。

いろんな音楽、いろんなプレイヤーに興味を持ちましたが、若い頃に影響を受けた、

象徴的なドラマーは、幸宏さん以外だとフィル・コリンズになりますね。

まあ、独特な技を使うので、コピーしたりした訳ではありません。

この方の才能豊かなところに魅かれてました。

中3の頃からかなあ。ソロ2枚目あたり。

それから、ブランドX含めて、色々と参加している作品、バンド、サポートなどは、わりと追ってます。
ライブはGENESISで1回、ソロで2回、観ることができました。





でも、結局は8ビートが好きなのかなあ。

リズムのパターンは、ウルトラボックスだけしか、多分、染み付いていない私です。
VISAGEとか。ニューロマンティックと言われますが、僕にはポップなエレパンクに聴こえる曲も多い。

バンドではシャッフルを多く叩きましたし、16っぽいのもありましたが、
やっぱり8ビートから始まったという気がして。自分とドラムのつきあいは。


とにかく、単純な8ビートに微妙なノリの違いをこめるというスタイルが、
好きなのかも。

単純に聴こえる人も多いでしょうが。



あと、KRAFTWERKも染み付いているなあ、テクノですが。 
あそこの打楽器は自作ですよ。最初。なんだか、実験的な感じの。短いスティック(電極がついていたかな)
で叩くのですね、小さいメタルのパッドを。


自分でオリジナルも作っていたので、自分で買ったものや借りたもの、もらったものなどで、

楽器やエフェクターが色々ありました。ギター、キーボード(シンセ)、ベース、他。

技的には全部がなんとなく程度でおわってまして。

だからこそ、先の方からの話がちょっと響きました。

半端のままだったから。ある意味、ドラムでさえ。

ただ、今からはハードルは高いし、他にやらねばならぬこともあるので、

ゆっくり考えようと思いますけど。

今はアコギをポロンとやる位ですね。まずは。それ位です。

指先が硬くなるだけで、弾いたつもりになるという、おそまつなもんです。

でもね。

長年のクセというのは、もう染みついていて。

稼ぎ人になって、カラオケとか行きますと、拍手じゃなくて、

刻んでしまうのですね。ビートを。キック付きで。

タム付きで。

ライブなんかに行ってもね、そうなんです。

ついクラッシュを入れたり。。。一緒に行った人が恥かしいのでよく注意されます。。。

頭で何かのドラムがなっていることがあります。

そんな時は調子の良い時。

だったら本物のドラムを叩きに行ったらいいのですが、

私は手軽なエアードラムを愛してしまうのですね。

そして、いつでも、何を見ても、

「叩いたら、どんな音するのかな。擦ったらどうか」

そんなことばかり、浮かぶこともあります。


さて、そろそろ、強制終了しますかね。

エアードラムは、練習には不足、弊害もあるかも知れませんが、

ある意味、持っていない楽器も、プレイできますしね。

エアーパーカッションもね。

難しくて、これは途中でやめちゃいますけど。

まあ、悪くないと。



打楽器、リズムの誘惑。

話が散りましたが、こんなところで。

では、また。

しばらく、特にイベントもないので、また、書きたくなったら、でてきます。

太陽を大事にしなくちゃね。[晴れ]じきに梅雨だ。

サイドB

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