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テレビを観て。こんなタイトル初めてつけるなあ。(2011.8.6) [つれづれのこと]

裏面の241回目。

さて。

この時期はね。

広島、長崎に、1945年、先の大戦末期、

人類史上初めて、

原子爆弾が投下された日が続く時期なのでありますね。

広島が本日、8/6。

長崎が8/9。

そして、大日本帝国という国が

(当然に憲法上、日本国に引き継がれた形なわけですが)、

敗戦を迎えるのが8/15。


沖縄の慰霊の日、6/23あたりから、夏というのは、

反省とか、鎮魂の季節であります。


広島。

今回は、広島の平和宣言では、特に、

東日本大震災も含めたメッセージが

読まれるであろうということもあり。

今年は、テレビでわずか10数分でしたが、視聴いたしました。


毎年はだらりと過ごしているか、遊びに出ているかという、態度なんですが。

まあ、そういうことでして。



忘れないこと、何度も希望を持ち直して歩くこと。

そんなことを、メッセージに通底するものとして、

受け取った気がします。


惨状の見え方による比較はできない気はしますが、

苦ということで考えると、

案外難しいことだよなあと、思ったのでもあります。


まあしかし。


既に、そこに向かっているんじゃないだろうか、と。

そう、感じたのですね。


あーだ、こーだと揶揄、批難することもそうでしょうし、

多少の入り口や時間の進み方への希望の違いはあれ、

きっと

まあ色々なことは、ぶつかりながらも、軌道が修正されるのだろうと。


経済利益の点がちょっと難儀ですが、まあ、大人の対応してもらうとして。


そんな思いがよぎりました。


今目の前の話をしないとすれば、

何のための希望かといえば、私の受け止めは、

私個人の未来というより、次世代のためにということですね。

きれい事かも知れないけれど。


どこの国やどんな背景で生きている人であれ、

この国がどんな形に姿を変えるにしても、

まず、暮らしや環境を一旦、取り戻せたと実感できる日を迎えること、

まずは、このなんとも大変な事を実現するというのが、

大きな共通の願いであり、大きな目標なんだろうと思うのですよね。


そう思うと、当然のことですが、既に渦中にいるのだから、

まあ持ち場持ち場で生き抜くという、

簡単にみえて、そう簡単でもないことを続けてゆく。

そうして、最初の一歩をしっかりとしたものにする、あるいは後押しをする。


そんなことを。

思って。


新たな覚悟というかね。

力まずに。


まあ、この辺の話はこの辺で。




さて。

再放送だと思うのですが、NHKスペシャルで

スカイツリー建設のドキュメントをやっていたので、

視聴しました。

東京タワーとアナログが大好きな私なので、

思い込みで、どうも、スカイツリー愛好者とは

近くなれないでおりましたが。


それこそ、来年開業したら忘れて、浮かれてしまいそうですが、

すごい技術とか現場力のかたまりでした。

感動したなあ。


震災の地震もあったワケで。


そういえば、東京タワーも元々は、芝でなく、

スカイツリーができた方面というプランもあったそうですから、

そういう意味では、結果としては、建設順序はよろしかったんでしょうね。


東京には硬い層があるんだとのことで、たしか、東京礫層といったかな。


今回は、基礎はじめ工法の工夫が紹介されていて、興味深かった。

とにかく、要求精度が厳しいのには驚いたけれど、

スカイツリーほどでないにしても、

私達もそういう仕事でできた街、交通機関とつきあって

暮しているんだなあと、改めて。


しかし、運用はじめないと分からないことも多いわけですから、

手放しの礼賛はできにくくもあり。

でも、立派に立ち続けて欲しいですな。



東京タワーのある景色も大好きだったし、思い出がたくさん。

富士山と東京タワーは、見えると嬉しくなるもので。


その景色も残るのかね。

どこかで、いつか聴いたけれど、忘れてしまった。

来年5月、開業だそうで。

たしかに、こないだ浅草に行ったら、ちょっと前とは気分が違ったもんなあ。

電波塔というだけなんだけど、やはり、珍しいよな。



最後にね。

土曜日の早朝に、Eテレ、ってんですか。教育テレビ。

あそこで、心の時間といって、宗教者や、思想家、お医者さんや団体の代表者等が

登場して、ご自身の活動なりを語る番組がありまして。

インタビュアーはいるのですが、水を向ける程度なので、当人のお話がたっぷりです。


昔は、これは、おじいさんやおばあさんが観るものだろうと思い込んでおりました。

最近は時々眺めるときもありまして、録画して。

案外興味深い回も多く。

先だっては、ドイツご出身で曹洞宗のお寺のご住職をされている、

ネルケ無方(ネルケ ムホー。とお読みする)さんが、


座禅や禅宗での修行と自身の生い立ちから今までを語られておりました。


7/2にやっていたものを、ビデオをやっと通してみたんですがね。

実に、こう、今の自分に響くものがございました。

私は信仰としては縁がないのですが、

一つの思想としては、これからゆっくりと、触れてみたいものだと、

改めて思ったのです。


私も色々と迷っていたであろう若き日に、

どこかで旅先で、ホテルにおいてある、

聖書と仏教聖典をはじめて読みまして。

かなり長い時間読んでましたねえ。その時は。


思うところがあり、旅から戻り、

入門本みたいなものを買ったりしておりました


月並みでしょうけれど、

般若心経と観音経(法華経の一部だったかな)は、

心をとらえまして。


そして、禅の公案や、座禅といったものや、文化としての側面など、

参禅はしませんでしたが、随分傾倒した時期がありました。

呼吸法とかもありましたね。


まあ、そのうちに、暇もなくなり、

稼ぎの方に激しくのめりこんでいったのであります。


そして、時を経て、近年は、旅や人の縁から、

断片的に沖縄の島々の信仰を、

歴史や暮らしに生きる様を通し、色々と思いをいたしておりました。



今年までに、叔父、祖母、父が続けて他界。


先祖が信仰してきた宗派の考え方にも、

前よりは密接に出会うこととなりました。


浄土系なので、私が最初に傾倒した世界とは、

入り口の目線も、関わり方も異とするところが多々あります。


ですが、時間を経たせいか、

素直に受け止められたところではあります。


自力とか他力とか、色々分け方がありますが。

まあ、確かに、どうやら、色々と違う事は存在します。


それでも、NHKのテレビに出演されていた、住職の話は、

実に魅力的でした。

お寺はこちらでした。兵庫の安泰寺。
http://antaiji.dogen-zen.de/jap/index.shtml

NHKのサイトでなく、番組を観た方がtwitterでツイートしたものらしいです。
http://tvt.tl/p8ZR

再放送があれば、是非、一度ご覧くださっても、よろしいかと思います。
(NHKオンデマンドには、過去の一部の番組がありましたが、この分はなかったです。現時点)

日本人の牧師さんが海外で布教したり、

海外の方が日本の仏教に関わっていたり。

そのこと自体も、なんだか、ありがたい事ではないかと、思ったのです。

いつもは、あまり素直に思えないのですけれどもね。

でも、多分、悩みや苦労や実践に裏づけされた、

人の魅力のせいだと思います。


心静かに感動したのでした。


今日は、ちょっと、真面目ですけれど。

こんな一面もございます。


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