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<旅日記・第4回>2011年末から2012年始の石垣と竹富への旅@2011.12.29~2012.1.1(3~6日目) [旅]

裏面の360回目。

なんとなしにキリがいいけど、365の方が意味ありげ。まあ、いいか。

今日は旅日記。

随分、久しぶりです。

前回、2010年の八重山旅は1回でつっと書ききったんですね。

それまで、だらだらやっていて、他の記事の混ざるのを自分が嫌がったんですが。

今回は、また色々、音楽や落語に混ざってのスタイルです。

とはいいながらも、この先半年後くらいに、また行くなら、

ゆったりと思い出を噛み締めながら続けても良いのですがね。

しばらく、その気配もないので、今年はここで、ずーんと書き連ねて、

締めようと思います。

ちょいと、長いです。

完全に(実名は出てきませんが)、個人の記録になるので、

あくまで私の記憶のメモになってしまうので、

語り口は皆さんに話す様な部分もあったり、箇条書きだったり、

色々混ざりますが、ご容赦ください。

写真も基本ないのですが、サイドB的目線で、表面のカメラマンの作品と、

ずっと以前の写真を織り交ぜて、旅的な雰囲気を出してみました。

飽きるしし、文字だけだと。自分も。


青い海とか白い砂浜とかは、ありませんので、その辺もご容赦下さい。


さあ、では。


大学ノートをそのまま転記した様な、文体から形式からバラバラですが、

はじめましょうかね。

まずは、この2011年~2012年にかけての年末年始の八重山旅の過去記事へのリンク。

3回分です。
2011年末から2012年始の石垣と竹富への旅(第1回)@2011.12.27のその1

<第2回>2011年末から2012年始の石垣と竹富への旅@2011.12.27のその2

<旅日記・第3回>2011年末から2012年始の石垣と竹富への旅@2011.12.28(2日目)



そういえば、2日目までに、どこかのタイミングで、

具志堅用高記念館に行ったのを記録し忘れてました。

行ってきましたよ、これで思い残すことは、一応ないかな。(そんなこともないが)


残念ながら、受付にいらした、お父上との写真を

依頼するのを忘れてました

普通に観て帰ってきちゃいまして。

わりと滞在しましたね、時間的には。色々観れば観るほどというものが多かったので。

表面を見るとすぐ終わると思うけど、記事とかトロフィーとか写真の細かいとことか。

流れている試合のビデオとか。

道具の類とかね。まあ、そんな具合です。


さて。日記の続きを。



3日目。


12月29日 白保 ちゅらさんごにて

・朝食とりながら、朝日が昇るのをはっきり観る。美しい。
 (写真は昇りはじめ。表面の方が写真は良いものがあります)

 IMG_3593.JPG

 朝食は前の日にマエサトで買った調理パンとか、甘いパンの類。

 ペットボトルで購入した午後の紅茶とか、コーヒーの類。


・今日は1日、のんびり、石垣。


・私だけ、体調が悪い。気温変化に追随できなかった模様。風邪ではないが、だるい感じ。


・午前中はまず、予約していた、シーサー作り体験。石垣島窯元さんへ。

 http://www.ishigaki-yaki.com/


・お昼は、来夏世へ。(石垣小学校そば)

 おそばがお目当てです。澄んだスープで有名。

 そばは、食べるお店ごとに、それぞれに、味わいが違っておいしいです。


・きいやま商店見学。

(こちらも石垣小学校のそばです。

 来夏世からも近いですが、一方通行の道から入るので、地図を確認しぐるりと回りこみました)


 お店に立ち寄ろうと思ったのですが、道が想像以上に狭く、

 お店を確認し、目の前をゆっくり通過となりました。

 私ら、デミオで狭いと思ったので、普通の乗用車だと、小回りがきかないと

 車で乗りつけるのはやめて、駐車場に停めて徒歩が良いのでしょうね。


 (きいやま商店の1stと同じイメージだったかな。雰囲気は。

 外を向いていると噂だった、カーブミラーは発見できず)


 前にやいまで観たこともあったけど、生は実感あるなあ。

 行ってよかったです。


・白保(宿)に戻り。

 子はテレビ観たり、昼寝。

 私も昼寝、でもあまり眠れず。


・親族の一部は、白保の浜をぐるりとしていたらしい。
 
 そのうち、私も誘われて、浜をぐるりと。


・船着場のあたりは、宴会っぽいこともするのか、調理場なのか、
 
 釣った魚が3枚におろされている様な気配も。

 まあ、生活感のある一帯もあるのかなあという感じで、散策する分には嫌な感じはない。


 IMG_3624.JPG

 一旦宿に、もどって。

 また少ししたら、親族一同を誘って、浜へ。

 堤防の上を歩いたり、してたよ。子らがね。

 IMG_3602.JPG

 ちょうどアーサーがとれ始める時期だったので、
 
 取りに出ている方が多かった。

 前の晩に頂いた、あの香り豊かなアーサー。

 こうして、地元の海でとれるのは、本当に恵みだと思った。


 IMG_3616.JPG


 相当奥までとりに行っている人がいて、

 親族が色々話てきたらしい。


 どれを取ると良いのかとか色々。

 
 散策も終えて、部屋に戻る。

 
 この日は朝は奇跡的に晴れたんだよね。

 あとは曇り、あるいは豪雨、あるいいは雨時々曇り。

 でした。

 午後3時位かな。

 ちょっと雨も弱くなったので、「パピル」にケーキーでも食べに行こうかと。

 でも急に降りが強くもなる感じもあるので、車で移動。


・パピル到着。

 お店のイートインスペースは一杯だったらしく、持ち帰りで購入。

 それぞれに好きなケーキといっしょに、部屋に戻りました。


・完全に自宅モードでしたね、こういう過ごし方していると。

 海を眺めながら、気楽に、おいしいケーキを頂く幸せ。

 (本当にここのケーキはうまいです。玉子も地元の玉子で新鮮です。だからか、味にコクがありますよ。
 
  これだけの材料を使いながら、普通のサイズで、お手頃価格なんですね。

  旅に行ってまでと思われるかも知れませんが。ところがどっこいです。

  旅の目当ての一つなんです、我が家の。

  夏など地元白保の果物ふんだんでたまりませんよ)
 

・ところで、私の体調はそのまま良くならず。


・夕食の案が色々出る時間帯となる。

 皆は、なんとなく、部屋で食べるか作りたいという方向になっていたのですが、
 
 私が体がだるいので、

 「マックスバリューで何か買おう、惣菜でも」と言いましたら、採用されまして。

 白保から街まで買い物に出かけました。

 天気は雨だったかと。

 
・マックスバリュー(空港付近の方のお店)についた頃は

 少しあがっていて、まだ明るかったかな。

 目の前空港ですから、

 着陸する飛行機がどーんと迫ってくる様でした。

 
 そうか、撮影スポットだったんだあ。気づかなかった。

 (私個人は、もはや、手遅れですが。生で観たから、良しとして。)


・めいめいに、唐揚げとジューシーおにぎり(ボリュームがすごい)と、

 パンとか色々買いましてね。
 
 子供はクールも買ってたな。

 クールは、これも前の晩に頂いて、気にいったらしいです。


 買い物が終わったら、夜道を車で、海辺の部屋に戻り。

 夕食とあいなりました。

 
・ジューシーおにぎりがボリュームすごくてね、お腹が膨らみました。


・子供らは、なぜか、沖縄を中心とした、何かのサバイバル企画的な番組を

 観はじめて。

 私はさくっとシャワーを浴びて、それを子守唄に、早めに
 
 寝に入りました。

 
 風邪薬飲んで、ビタミン剤的なのを。原因不明だから、いけないちゃ、いけないのですがね。

 にしても、他に手段がないのでね。


 テレビには、与那国島や西表島がでてまして、ちょっと気にはなりましたが、

 そのうち寝た様な気がします。


 4日目


・12/30朝。

 買った覚えもなく、でもお金は払っているかも知れない、

 マエザトからついてきた、食パンくんの出番がきまして。

 消費期限もギリギリだったかな。

 ちなみに、5枚切りでした。

 まあ、調整しだいでバリエーションはできますけどもね。

 カット済みで5枚切りが多いのは、本州だと西の方らしいですね。

 西の人からすると、8枚切りなんて、逆に驚くという噂もありますね。
 

 まあ、過去に厚いものも食べたことはありますがね。そりゃ。

 好き好んで。一時期。

 喫茶店か、山﨑パンの工場で3枚切り、4枚切りとか。

 5枚切りは初めて。

 案外良い厚さかもしれないですね。


・前の晩にコロッケをマックスバリューで勝手きてまして。

 そいつをはさんで、ソースをかけて、朝食にしました。

 またもや自宅モードな感じです。やすらぎます。



・体調は少しだけ良くなりましたが、なんとなく、パッとせず。

 (結局、帰宅するまで、回復はしなかったですが、気候のせいかなと思いますがね)


 本日は竹富島に移動。荷物をまとめ。


 先だってお世話になった方から、丁寧にお電話をいただきましね。

 ほぼチェックアウト前だったので、改めてのご挨拶も行かずの非礼をお詫びして、

 お話を終えまして。


 温かいオーナーさんにもお礼をしつつ、チェックアウトの手続きをして。

 
 そうして、

 「ちゅらさんご」と

 白保を後にしました。



 思い出一杯の滞在でした。

 一生忘れないでいたい時間でした。



・車を返却するまでの間、

 今度は白保にくる時と反対周りで、

 白保から伊原間経由野底、米原、川平を右手にドライブ。


・この日は川平を過ぎた後に街の方に向かう道の分岐のところを、

 フサキの方に折れ、唐人墓にも立ち寄りました

 (実は初めて)。

 
・そして、登野城にあるレンタカー屋に返却。

 離島桟橋に送ってもらいました。


・その勢いで、すぐの船にのり、船から宿に電話してお迎えを頼みました。

 12:00過ぎに竹富港についたかな。


 (ということで、この辺りからは移動と天候の関係でわりと早くすぎます)

 
・今回のお宿は、はじめて宿を替えてみたのですが、

  「たけのこ」さん。

 (おそば屋さんの「竹の子」の姉妹店的なお宿です。

  別に食事はそば屋でとかはないです、経営者なだけかと。)


・久々の竹富。まだ記憶に新しくもあり、懐かしくもあり。

 この島にくると、体調が悪いままながら、少し楽な感じがしたりして。


 自然が多いからかなあ。


・宿には、雨だったせいか、早めのチェックインができました。


 自転車を頼みまして、そちらの手続きなんぞしたりして。


 雨が強めで。

 案の定、部屋でテレビを観る者、休む者ありとなりましてね。


・そのうち、少し雨が弱くなったので、

 ビーチを中心にぐるりとまわってしまおうということになりまして。

 
 カッパフェーズ1(使い捨て風の弱いやつ)をきて、

 まずは、そばを食べに「やらぼ」へ

 
 家族は八重山そば、えびそば。私はたまには、ということで、焼きそば。

 PC300943.JPG

 (他の写真は表面に色々、出るはず)
 
 エビそばのだしを飲んでみましたが、もうそばというより、ラーメンですかね。

 この辺りに個性が際立っている点があるんでしょうね。


・その後、コンドイ、カイジ、アイヤルと巡りまして。お決まりの巡視活動終了(笑)
 
 (リゾートへの入り口かな、門がありましたね。

  姿は見えなかった。石垣からは見えたのにね、そんなもんですかね)


 なごみの塔も行ったかな、うーん、晴れている時だったかな。

 なんとなしに、この時も一度行った気がします。
 

 その後、宿近くの西桟橋をちらりと見て。

 さすがに、雨降る西桟橋にはそう長くはいる気にはならず、

 さくっと退散です。

 宿からは2分弱という近さなので、竹富の夕焼けの定番スポット目当てなら、

 至極便利なお宿です。

 (今回は残念ながら、活用できる天気とはならず。。。残念でしたがね)


・宿に戻り、コーヒーを入れて飲みました。ホットしました。


 こちらの宿は自分で入れるドリップコーヒーが無料で備え付けがありまして。

 嬉しかったなあ。

 雨に打たれると疲れますのでね。

 
・家族の半分は、その後もしばらく動いて様で、出かけてゆきました。

 私を含む半分は部屋で、休んでました。


 もう完全に観光というより静養モードです。

 かなり贅沢な静養ですがね。今思えば。


 動いている組の方が、島で働いているお知り合いの方に、

 挨拶にでかけました。


 次の日に全員で訪ねるつもりだったところが、

 年末の休みでご不在とか。

 親族が、あわてて、お土産をとりにきたりしておりましたなあ。


・その後はどうしたのか、良く覚えてないんです。(少し、寝たかな)

 雨か、じっとりした曇りか、そんな気候でしたね。

 したがって、夕陽を観ようということもなく、

 なんとなく夕食の時間。


・初めてのお宿のお食事。

 ご飯がおひつで出てきましたね。

 久々にお目にかかりました。

 社員旅行か、高校生の時のバイト以来だなあ。

 案外良いものでしたよ。

 皆何かしら、ちょっとずつ、腹に入れているせいか、

 ご飯を何杯も食べる者がいなかったですがね。

 せいぜい2杯目を食べる程度。

 うまいこと余りすぎることがない様な、丁度食べきる様になってましたなあ。

 

 石垣牛のステーキもついていたり、品数も夫々のお味も宜しかったです。


 子供用のプレートは、専用に作っている様でしたね。

 うちの子は体は小さいですが、大人的料理を食べるので、

 大人用のミニ版みたいのでも良かったかもなあという感じはありました。

 
 
・いつも、竹富に泊まる度、ヴィラたけとみにお世話になっていて。
  
 軽く比較めいた話ですが。
 

 食事はヴィラたけとみさん、質と量のバランスよかったですね。
 
 シェフは代替わりしてましたけど、


 子供の料理まで含めたら、料理の質だけをとると、

 ヴィラたけとみさんが一日の長がありますね。


 今回の「たけのこ」さんも、プチホテル風なお宿ですから、

 当然、料理の質も量も上等でしたがね。


 まあ部屋の広さ、部屋の導線から食堂まで屋根がついているので、

 その辺は気配りがされているなあと。雨、風、陽射しがありますからね。

 今回は雨の点で助かりました。


・洗濯機と乾燥機があと1組ずつあると、よかったかなあ。

 あー、これは、ぼんやりとした、感想です。
 


・ちょっと脱線しますがね。旅事情の変遷をね。個人的な。


 竹富島は最近こういうヴィラ系が増えていて(今年もまたできるそうで)、

 アッパークラス(金額としてね)な高級リゾートもできまして。


 でも、現在のところ、リピーターの主体は、民宿やドミトリーの模様でしてね。


 我が家が何度も来ていて、一度も民宿に泊まらないのは、

 私が、まあ、宿では、距離を保ちたいタイプだからというだけです。


 最近は、そう決まっている訳じゃないということですが、

 一緒に宴会したり、おしゃべりしたりというのが、私が得意ではなくてですね。

 島を訪ねようとしていた頃。数年前ですね。


 まあ、本質は今も同じですが、多少は馴れもあるので、今はそれも旅のうちと

 思えるかも知れないですが。


 私は、旅は人それぞれで、良いと思う派でして。


 実際、偶然によその宿の人や、あるいは同じ宿の方に会って、

 会話しますしね。

 そういうのは平気というか、好きですよ。普通に。


 最近は変化しているそうですが、7年程前に島を訪ね始めた頃は、

 与那国と西表は施設が色々あったので例外でしたが、

 竹富島に限らず、石垣周辺の離島は皆同じ様に、

 宿の中でのコミュニティーの質とか参加の仕方みたいのが、

 評価軸だった時代があって。


 そういう目線自体を理解できない私にとっては、

 泊まるのは無理だなあと感じ。

 日帰りしか考えてませんでした。

 (要は、稼ぎに出ているのと同じ状態になって、

  気分がオフできない気がするからでしてね。これは本人の触角ですんで、

  良し悪しではないので、そうかあ、ということで勘弁願いたいのですがね。

  別に一人が好きということでなく、旅先で人と会うこと、全く知らない人と酒を飲んだりなんてことも、

  平気なんですが、どこかに適度な距離感がないと、休めないタイプでしてね。それだけのことです。)


 たまたま、日帰りだったのに、次の日も船で飛行機の時間ギリギリまで、

 竹富にきて水牛車に乗ったときがあって。

 その時に、ヴィラたけとみさんができたと、島の水牛車の方から聞いて。


 観に行ったのか、自宅からインターネットで観たのか忘れましたが、

 いいじゃない、ということで初めて泊まってみたんですね。

  
 
私は自分の特性のために縁がないのですが、老舗旅館含め、民宿やドミトリー、

ご予算、目的、諸々の相性等々踏まえ、どうか、ご検討くださいね。


我が家も、親族は、以前から民宿に泊まりたがってる位でして。

私一人のわがままのために、泊まってないだけですので。



お財布にも優しいし。

食事も家庭的で美味しい、とあえて評価がなされるお宿もある様ですし。

島の家庭料理を味わえるのは、ちょっと良いなあとは、私も思っております。

最近は。


まあ、そうは言いつつ、私はやはり、ただの観光客でしてね、質が。

私はある程度ゆったりと、ちょっと旨いものを、頂戴したいと思っているので、

ちょっと違いますがね。


(私は、その土地で休むついでに遊ぶのが目的。


 あまり、あちこち動くつもりも、あれこれ出会う目的としては、

 あまりなくて。

 偶然にあるというのが好き。なんですな。

 どっちも似ているけど、私の中では、ちょっと違うのですわ。)



話を宿の形態との相性云々の話から戻しましょう。


夕食の時間に。


・そうして、食事が終わって。


 これで、雨が降ってなかったら、

 食事の前に夕陽。


 食事のあとは、西桟橋で星空を、

 そんな旅になるはずでした。


・が、雨ですからね。


 なんだか、年末おバラエティーをテレビで観て、

 関東にいるのと違いのない暮らしをしました。

 そうして4日目は終わりました。


5日目

・翌朝。12/31(おおみそか)。曇りか雨でした。


 体調は軽く回復の兆し。でも、まだ、完全ではない。

 
 朝食を頂いて、でその日は覚悟をきめて、

 カッパフェーズ2(かなりしっかした、ビニール。上下別)を着用。


・たしか、この日に、勝子おばさんの店で「さーたーあんだぎー」を。

 今回はこの日だけでしたかね、アンダギーを買えたのは。
 
 なごみの塔、登ったかな。

 水牛車に乗りに。雨が強くなってきましたが。


・昼は竹の子で八重山そば。

 で、強くふり続ける雨の中、合羽着ているとは言え、
 
 びしょびしょで「ぱーらー願寿屋」へ。


 ここのスィーツもお楽しみ。


 そういえば、ぱいぬ島はお休みでした。


 (2010年の旅のラストは、ぱいぬ島からスコールの中を宿に戻り、港へ向かったのでした。

  あの時も雨でびしょぬれ。離島桟橋のトイレで着替えたのでした。雨男(あめお)かな、私。

  数年、晴夫(はれお)だと思ってたのが、近年、遊びの時に雨が多い。。。)


・その後、部屋に戻り、昼寝組と、散策する人に分かれ。

 散策した人は、西桟橋からカイジ浜まであるいたそうです


・私は午後は完全休養タイムになりました。


 宿の能書きを色々書いているわりに、だらしのない休み方でしたが、

 復調しかけた体調も雨で疲れた感じになってしまいましてね。


 7年前と時間が経過したんだなあと、思ったりしておりました。

 体力が、普通に衰えているんでしょうな。


・夕食。

 なんにもしないままに、時間が過ぎました。

 何もしていないとはいえ、とりあえず、腹はすくもので。


・この日は次の日がお正月ということか、

 鯛のお頭の唐揚げとか。

 とうふようとか、そんなのがあった気がします。

 とうふようは、実は、食べるのは初めてだったかも。

 お酒と一緒だと更に美味なのでしょうね。

 泡盛に漬けているわけで、シラフの口には、ちょっと刺激的でしたが、

 実に濃厚で贅沢な珍味ですな。
 
 

・この日も、何かといえば、

 コーヒーを入れて、滞在中に何杯も飲んでました。


・年越しということで、そば屋さんの「竹の子」と姉妹店でして、

 なんでも割引で年越しそばが食べれるということ。

IMG_3645.JPG

 (自分は参加してないんだよね。部屋でゴロゴロ。どんだけ、浪費しているんだろうと思いつつ。

  まあ、でも、年末年始は毎年天気悪いとは聞いてはいたものの。


  自身このところの訪問は3連続で悪天候、いや荒天でね。体調も悪いし、そういう意味でも、

  おとなしい気分ではあったね。その分、じっくり、音や空気を味わったけどね。

  雨音とか。

  そういう事する島じゃないだろうけど。まあ、そんなもんです。)


・私はお腹一杯で、子供1名と部屋でテレビ観てました。

 もう完全に自宅モードで、旅してる感覚ではなくなっておりますな。


・もう一人の大人と子供1名が「竹の子」さんに行き、

 営業時間を大分過ぎてから戻ってきました。

 そば食べたり、酒のんだり、何か食べたり、お喋りしたりと宴会的だった模様。


・少して、竹富での、これは何があっても今回体験したい行事。

 「除夜の鐘」

 をつきに、

 カッパきて、

 徒歩でライトで照らしながら、

 でかけました。


・今回から、随分な久しぶりで2ヶ所でつくんだそうです。

 久々に喜宝院でも除夜の鐘をつくそうで。

 我々は公民館の隣(西塘御嶽のとなり)の方にまず向かいました。


・少し早めにでてきたのですが、どうも紅白が終わってから、

 どーんと人が集まってくるのが通例らしく。

 世話人らしき人達は、「まあ、まっとけや」(とは言ってないけど)的な感じで、

 宴会の準備中。

 
 たまたま観光客集団ができまして。


 年長と思しき方が、公民館の中にいても良いか聞いてくれて、

 どうぞどうぞということで、中に入り、準備の模様などを眺めつつ時間を待ちました。


・大きい樽の請福(泡盛ね)が口をあけてありましたよ。

 どうぞ、ご自由にという振る舞い酒になるのでしょうね。


・そうして、外にも列ができ、時間になりまして、並びました。

 たしかに、人がぞろぞろ出てきてまして、たしかに、紅白が終わってから出てきた、

 地元の方とおぼしき方も大勢。


・そして、順番がきて、親族皆がそれぞれつきました。

 私もね、いい音でつきました。

P1011013.JPG


・公民館で一杯どうぞ、という案内もありまして。

 大勢流れた様でした。

 私の体調のこともあり、全員で歩いて宿に戻りました。

 こういう時の何気ない散歩とかが、大好きでしてね。


・帰り途中に、もう一軒の方の様子を観に。

 こじんまりとしてましたが、良い感じでした。

 
・行く途中に、港の船から汽笛もなったりして。

 0:00だったんですね、年明けですな。

 
 島に音色の違う、鐘の音が交互に響いてました。


・部屋に戻り、風呂入ったり、色々して寝じたくして、寝ました。



6日目(あっと、言う馬に最終日。ここまで、殆ど部屋で過ごしております)


・翌朝、年も既に改まって1/1。晴れ。

 八重山滞在は初日とこの日だけが晴れ。

 あとは曇り時々晴か、曇りのち雨、雨という軒並み

 旅向きではない天気。

 最後に一番良い天気になりました。


・朝食の汁はお餅がはいってました。

 
・自転車で、今一度、島をぐるりと、色々なところを観てまわり。

 宿のチェックアウト時刻に一度戻って手続きして。

 荷物をあずけて、あとは帰りの船の時間まで、

 島の北の方にあるミサシに行ったり。


・ちょっと早めにもどってきたら、

 宿の方が、琉装をきせてくださって。

 家族の数名が宿の方のカメラで写真をとってくれました。


 そういや、あえて体験することもしなかったけど、

 偶然なんですが、ありがたいことでした。


 我々も皆さんと一緒の写真をとらせてください、ということで撮ったりして。


 地元の方なので、

 「ミーファユー」と自然におっしゃるんですな。


 あー、こういう感じなんだなあ、なんて、何回旅に来てんだろうと思いながら、

 聞いてましたねえ。


・そうしているうちに、では、ありがとうございましたと、

 「たけのこ」さんを後にしまして。


 竹富港を後に石垣島に戻りました。


・この日の帰りの飛行機は、

 なるべく遅く石垣をたち、沖縄を最終で乗り継いで、

 羽田に戻る予定にしてまして。


・荷物は港に。

 有料ですが預けて身軽で街に出ました。

 (行きか、この時か、「マリヤソフト」を食べた。今回も。)


・昼ごはんは、730交差点近くのA&W(エンダー)。

 ルートビアの旨いこと。私って変?お変わりしたよ、フリーだし。

 那覇で飲んだ時より、数倍旨い!本当。

 今回こそ鐘を鳴らせばよかったなあ。(鳴らさなかった)

 くるくるのポテト(名前があったな)が、好きですね。
 
 しっかりあげてあるから、お腹いっぱい。

 勿論、チーズバーガーか何かの軽めのものも食べたけどね。
 
 
 オレンジジュースが懐かしい味だそうなので、

 いつか機会があれば、体験したい。


・あとの時間は、旧あやぱにモールで、

 集中的にお土産の買い物。


・離島桟橋で荷物を受け取り。

 (ここで、間接的に知っている方をお見かけしたりして)


・そうこうして、タクシーにのって、石垣島の現空港に到着。


 もう再来する機会はなかろうと。

 島から移動するタクシーも、流石の私も、だまりがち。
 

 いつもは、こっちから、あーだーこーだーと話かけたりするんですよ。

 私はあの空間が静かなのは、夜中以外、耐えられない性質で。

 おっかないのかなあ。落ち着きがないとも言うのだろうけど。

 でも、今回は、話かけられても、

 次に話題の展開しない様な応答になりがちでね。

 
 そうして、空港に着いたわけです。

 
・例え次来たとしても、白保集落の先にある、新石垣空港だろうということで。

 展望デッキ(といっても、そう広くはなく。そこが、また哀愁漂うんですよね。)で、

 お別れを。

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 オレ、拝んじゃったからね。

 なんだろう、何かに、感謝したかったんだろうかね


・独身時代、1994年に初めて、乗継で使った空港で。

 その時は当時の与那国に5日、那覇1日という旅で。

 本当に乗り継ぎだけ。


・10年後、2004年に家内がいて、子もいて、再訪。

 それから、まあまあ、ほぼ1年に1度は来れていたからね。


・人との出会いもあったしね。

 地元にいる地元の方。

 内地(あえて使いますが)出身で地元にいる方。あるいは、いらした方。

 目的あって移住されて久しい方々。

 地元出身で東京で活動している若き音楽家達。


・音楽家達は、出会って足掛け3年で、すごいビックになっている。

 すごいことだよなあ。つくづく。


・八重山、宮古もそうだけど、

 たくさん、とげとげしい気持ちをといてくれた。

 つかれた心身にゆっくりした呼吸を教えてくれた。


 忘れられない人に出会った。

 つながりもね、多少、できたのかも知れない。


 動物達、植物達、風、雨、台風、夜、虫。

 あーなんだか、とにかく、もう言葉にできないんでね。

 
 ありがとう。


 そう感じてたかな。

 万感迫るものがあった。

 つい、拝んじゃったよ。マジで。
 

・家内は飛行機の心配しているのか、縁起でもないと言う様な

 ことを言ってたけども。


 「礼をしたんだ」

 とだけ答えた。

 あまり、しゃべる気持ちにもなれずにね。



まあ、次来るにしても、ちょっと変化はあるだろうし、

何より次来るあてがないというのは、前回にもまして明らかで。


突発的に計画される場合だけであるからね。


なんか、来なくて当たり前の生活していたのだけど、

もうかれこれ7年位は、来るのが当たり前で。


2010年にもう来れないなあと思っていたのが、また来れたからね。

余計に、感慨深くもなったかな。



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と言う感じでしたなあ。


那覇について。

夕食は那覇空港のスターバックスで。

サンドイッチ(温かいやつね)とコーヒーでという具合に。

関東に戻る気持ちに少し切替ながら。


そういえば、LCCなんてのもあって。

スカイマークが今度石垣にも乗り入れるし、

成田だけど、ジェットスターを絡めるという選択もなくはない。


次があるとすれば、また色々考えるかな。

ツアーも安くなれば、それも候補だろうし。

竹富も宿が増えるし。


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そういえば、別に泡盛のみじゃないんだけど、行く旅に買っていて。


まあ、店によるんだけども。私は旧あやぱにの中では、途中から気づいて、

安めのお店で入手していますがね。

まあプレミアがついているけど、良心的かなあとは思う範囲でね。


最初は1000円したもんな1本。まあ、だいたい、それが相場っぽいけどもね。

ネットでもなけりゃ。

製造している島なら1本300円ちょっとだと思う。3本セットで1000円とか、

そんな感じじゃなかったかな。



そうそう。いつもとっておくだけになっているから、

新酒の味を味わおうと思っていたんだなあ。

うーん。いつにしようかね。


基本的に、アルコールを摂取しない様にコントロールしているので、

日を決めてね。


梅雨明けがいいかな。

それとも、うたの日か。


あけるのは1本だけだ。


専門知識がないので古酒なんぞにはできませんので、

ビンのまま暗くて比較的気温が高くならないところに。


実は、そうやって、数年前から、ちょびちょびと、

おいてある酒が他にも5,6本あって。

いや、もっとあるな。


そっちもついでに飲んでみるかなあ。

変な味になってるかもなあ。度数低いからな。


そう本当は酒やれるなら、そろそろ飲んでみたい泡盛もね、

あるんだけどね。


与那国の花酒。発祥の酒造じゃないけど、舞富名の60度。

これね。2005年だからね、もう5年以上たっている。

暗いところにおいてあるからね、

ちょっと楽しみなんだけど、3号瓶だから、一人では飲みきれないんだよね。

だから、このまま置いておくつもりなのだ。


まあ、酒の話はこんなところで。


そういうことで。



5泊6日。

私は寝ていた時間が長いのですが、

また、経験が増えました。


台風の時は一番、過酷(何もできないという意味で)でしたが、

要はあの2009年以来、訪ねる旅に、それ以前とうってかわって、

毎年、旅の中に試練があるんで、半分修行みたいな感じですな。

帰りつくまで、やめることができないですしね。

もう、楽しむなり、やり過ごすしか、ないという状況。


それと、震災前後での心境の違いってのもあるし。

身内の生き死にの事の有無の違いってのもあったし。



まあ、この先は、そうそう八重山方面に行ける機会もなさそうなので、

疲れたり、日焼けの心配で大変なものの、

ぱーと、晴れている夏の八重山も、

もう1度くらい、味わってみたい気もしています。


色々な方に、まさに一期一会でお会いしたんだなあと振り返ってます。


そのおかげで、天候はシビアで、

体調も調整しながらのちょっとナーバスな面もあったのですが、

良い思いでがたくさん残ってます。


この場を借りてお礼を申し上げます。

どうもありがとうございました。

シカイトゥ ミーファイユー!


超長文(駄文なのにね)となりましたが、まあ、4日分の日記です。


では、ブログの方は引き続き、さらに一人がたりですが、

全国に3人+αの読者の方、どうぞ、ごひいきに。

何気に熱中症につけたり、そんな季節になりつつ、ありますな。


息災でおりましょう。

(表示くずれ、誤字、脱字、乱文 多謝。無理のない範囲でちょっとずつ直したいと思ってます)

サイドB

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